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それはまるでアクション映画のようでした

将棋というものは静かな戦いだと思っていた。

静かに、冷静に、焦らず、熟考して、一手を繰り出す。

繰り出された一手はただ、歩が前に一歩踏み出すだけだったり、

金将が王の前に地味に進んで守ったり。

ところがどっこい飛車は後ろに控えて飛び出すのを待っていたり、

角はするどい位置につけて隙あらば斜めにぐさりとつきさしてきたり、

桂馬は不思議な動きでひょんな方向から飛んできたり、

奪った銀将で敵陣に鋭くさしてみたり。

そして、その全てを動かすのは、静かに見えるが全くそうではない、

熱い棋士たちなのである。

映画「3月のライオン神木隆之介主演 大友啓史監督

原作の漫画を読んでる時は零君の心の声、悲しみ、怒り、にいつも涙してましたが。

映画は。もちろんそれも大事な要素でしたが。

文句のつけようのない零の心を映し出した神木君を筆頭に。

島田さんそのまま生き写しの佐々木蔵乃介。

坊(二階堂)体当たりの染谷君。

漫画の後藤よりむしろ香子とお似合いよなと納得できる男前な伊藤英明

漫画の宗谷よりは少し人間がかってた加瀬亮

彼らが。将棋を指しあう姿は。

静かな戦いとは程遠く。まるでアクション映画をみているような躍動感がありました。

(勝負シーンの音楽の使い方が監督が同じだからかるろ剣に通ずるところがあった気が)

そして彼らを彩る美しい女性陣。

有村架純、あんな純粋そうな顔してるのに悪い子演じてましたね〜!

そしてあかりお姉ちゃんが割とイメージにあってたなあ。

そして。

零を見守る父豊悦と、林田先生高橋一生のぴりっとひかる脇の深さ。

その全てがあるからこそ、の、アクションばりの将棋の戦いよ・・・・

果たして零君はどのように彼の心のつらさと向き合い大人の階段をのぼるのか。

そしてどう強くなっていくのか。

後編も非常に楽しみです。

映画「3月のライオン」 そこにあるのはアクション映画に負けない戦いと、心の成長。

皆様是非劇場へ。