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ピエール・ビルンボーム氏のインタビュー

 今朝の読売新聞より

 私は血統・人種・土着・宗教への回帰を危険だと考える。フランスだけではない。欧州連合を離脱する英国、トランプ大統領を出現させた米国など、理性の光を避ける国が出てきた。

 不安である。フランスが理念によって成り立つ国家であることは実はドイツの土着的、いわばそれまでの近代的国家に対するアンチテーゼであったはず。またアメリカも帝国主義に反する新興国家としての側面を持つ。その二つの国が揺れているということは、自由と平等という人類が血を流して掲げ続けてきた理想に対する挑戦でもある。